熊本を考える
第23回 参議院議員通常選挙に向けて
~県民の皆様への感謝と、いまの思い~
私には、熊本市議会議員に立候補した当時から、ずっと申し上げてきた言葉があります。
「どんなに素晴らしい人であっても、どんなに立派な人であっても、市民・県民の声が聞こえなければ、その声を反映できなければ政治家ではない」。
私はこれまで、この言葉を胸に、全力で地方行政に携わってまいりました。
今回の参議院議員選挙に際し、県下全域の同志の皆様に「馬場、お前が行け!」と言っていただいたことを誇りに思うとともに、責任の重さを痛感いたしております。
しかし、候補者として決めていただき、どれだけ多くの皆様に励ましをいただいたでしょうか。
その喜びを言葉に表すことはできません。
これだけたくさんの素晴らしい皆さんに支えていただいている以上は、何としてもこの闘いを勝ち抜いて、そして、日本のため熊本のために、一滴でも多くの汗をかいて、仕事をしてゆきたいと思っております。
熊本には、ご存じの通り、松村よしふみ参議がいらっしゃいます。いま2人いるはずが、熊本に自民党の参議は1人しかいないのです。
松村参議は、衆議院の先生方としっかりと手を組んで、数多くの仕事をされています。そうです。そこにもう1枚、自民党の参議が加わるというのは、熊本にとってのプラスが大きくなるように、さらに充実した仕事をするために、必要なことなのです。
今回の選挙は、政権地盤をしっかりと強くして、この日本をどの方向へ進めていくのかを決める重要な局面であります。
地盤をしっかりとしていかなくてはなりません。
今こそ地方行政を知る者が国政に上がり、前に進むための設計図づくりに携わらなくてはなりません。私は必ず、地方の声を国に伝えてまいります。まず私が日本のためにできる、一番大きなことだと思います。
日本国民と熊本県民が、少しでもしあわせになるように、ひとつひとつやってゆきたいと思うのです。
TPP、道州制についても、熊本のため日本の地方のためにやらなくてはならないことは、いろいろあります。与党の、地方の議員が国政に上がって、しっかりとした政権基盤を作り、地方の現状を踏まえて、日本の未来を話し合わなくてはなりません。
さまざまな団体の皆様も独自のノウハウをお持ちです。それぞれの職種の中で、その仕事のスペシャリストであります。
そういった各方面における多くの皆様、スペシャリストとスクラムを組みながらこの日本が少しでもいい方向へ進んでいけるよう頑張ってまいりますので、これからもよろしくご支援・ご指導いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
馬場せいし