東日本大震災から10年を迎えて【党声明】
本日、東日本大震災から10年を迎えました。改めまして、震災によってお亡くなりになられた方々とご遺族の皆様に哀悼の意を表します。また震災により被災をされた方々、今なお避難生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げます。
自由民主党は、これまで「東北の復興なくして日本の再生なし」との決意のもと、累次にわたる政策提言を行い、被災地復興に取り組んでまいりました。昨年には、第9次となる復興加速化の政策提言を行い、これまでのハード面の整備から、心のケアなどソフト面の重視を政府に求めたところです。
これまでの10年間の復興期間を経て、令和3年度から第2期の復興・創生期間が始まります。東北地方に賑わいを取り戻すことが出来るよう、コミュニティの形成や新産業・新エネルギーの拠点を整備し、新たな住民の移住・定住、交流人口の拡大に向けた取り組みを支えてまいります。
他方、震災以降もわが国では多くの自然災害が頻発しております。激甚化・頻発化する自然災害から、国民の命と暮らしを守るため、引き続き国土強靭化のための対策を重点的・集中的に講じていく所存です。
自由民主党は、東日本大震災の経験と教訓を決して風化させることなく将来へと継承し、これからも被災者の皆様の心に寄り添いながら、一層のスピード感を持って復興・創生に全力を尽くしてまいる決意です。