県議会一般質問

平成17年6月定例会

賛成討論:馬場せいし

 自由民主党の馬場成志でございます。
 議員提出議案第3号イラク人道復興支援活動に派遣された自衛隊員への支援決議について、賛成討論を行います。
 現在、イラク南部サマワで展開されている人道復興支援活動は、復興支援が第7次、復興業務支援が第4次を数え、第7次イラク復興支援群は、8月から、九州・沖縄を管轄する陸上自衛隊西部方面隊の第4師団で編成する約500名の自衛隊員が派遣され、道路、公共施設の復旧や医療支援を中心に、約3カ月間、現地において活動する予定になっております。
 また、11月には、同じ西部方面隊の熊本市に司令部を置く第8師団が、第8次復興支援群として、第7次復興支援群と交代し、現地において支援活動に取り組むことになっております。
 また、第7次イラク復興支援群に先立って、主にイラク政府や地元住民との調整の窓口となる第4次イラク復興業務支援群が、6月に、同じ西部方面隊から約100名派遣されております。
 イラクでは、現在、道路や学校など公共施設が破壊され、また、不足する医療施設や給水施設など、自国ではいかんともしがたい状況の中で、世界各国の支援の手を待ち望んでおります。
 これらイラクの人々の期待を背に、日本政府は、今回の第4次復興業務支援群を含め、これまで延べ約3,300名余の自衛隊員をイラクへ派遣し、道路や公共施設の修復、医療支援に取り組んできたところであります。
 常に身の危険と隣り合わせという過酷な状況の中で、派遣される自衛隊員は、家族を日本に残して、我が国が国際社会の一員としての責務を果たすため、国の威信をかけてイラクに人道復興支援として派遣されるものでありますが、その留守家族の不安ははかり知れないものがあります。現に、数日前、サマワにおいて、陸上自衛隊の車列をねらったと思われる爆発が発生しております。
 しかしながら、その家族の不安を払拭し、国際社会の期待を背負って、イラク復興のために一生懸命に取り組んでいる優秀な自衛隊員の姿には、深い感銘を覚えるものであります。
 今回提出しました決議案は、派遣される自衛隊員に対して、熊本県議会として、感謝と激励の思いを伝えるものであります。
 議員各位におかれましては、決議の趣旨を十分御理解の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、私の賛成討論を終わります。

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