県議会一般質問
平成20年9月定例会
報告:馬場せいし
道州制問題等調査特別委員会に付託されました請願につきまして、委員会における審査経過及び結果について御報告申し上げます。
本委員会に付託されました請願は、請第22号過疎地域振興のための新法制定に関する請願であります。
請願の内容は、現行の過疎地域自立促進特別措置法の平成21年度末の期限切れを目前にしまして、今後も過疎対策を展開していくため、新過疎法の制定を求めるものであります。
これにつきまして、執行部から、本県の過疎地域は、人口減少や高齢化の急速な進展による地域活力の低下、集落機能の低下等、大変厳しい状況にあり、引き続き総合的な振興が必要であるとの説明がありました。
これを受けまして、本委員会は、県内に27と多くの過疎地域市町村を有する現状と国土保全等の面で過疎地域が果たしている公益的機能を踏まえて、新過疎法の制定はぜひ必要との観点から、全会一致で採択されました。
なお、この件に関連しまして、国に対して、過疎地域の振興のための新法制定を要望する意見書を別途提案しております。
以上が本委員会での審査経過及び結果でございますが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、道州制問題等調査特別委員長の報告といたします。